錦織、世界19位に競り負け3回戦敗退 2年連続の16強ならず

[ 2017年7月7日 23:02 ]

テニス ウィンブルドン選手権第5日 男子シングルス3回戦   錦織1―3バウティスタ ( 2017年7月7日    ロンドン )

ウィンブルドン男子シングルス3回戦に登場した錦織(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権第5日は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦に世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)が登場。同19位のロベルト・バウティスタ(29=スペイン)4―6、6―7、6―3、3―6で敗れ2年連続のベスト16進出はならなかった。

 第1セットは第9ゲームまで互いにキープを続けていたが、4―5で迎えた第10ゲームで錦織がミスを連発。デュースの末にブレークを許し、4―6で第1セットを落とした。

 第2セットは第5ゲームでブレークチャンスを迎えたが、これをものにできず。サービスゲームを何とかキープしてタイブレークへ持ち込んだが、このタイブレークは3―7で“完敗”。2セット連取を許し、後がなくなった。

 追い込まれた錦織は、第3セットで反撃を開始。高い集中力を保ち続けるバウティスタからブレークを奪えずにいたが、第8ゲームでついにこの日初めてのブレーク。続くサービスゲームをしっかりキープし、6―3で1セットを奪い返した。

 この勢いで第4セットも奪いたかった錦織だが、バウティスタの集中力は途切れず。第1ゲームでブレークに成功したものの、第4ゲームでバウティスタがブレークバック。第8ゲームでダブルフォルトを2つ犯すなど精彩を欠いた錦織は、3―6で第4セットを落とし2年連続の16強進出を逃した。

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2017年7月7日のニュース