山下氏がJOC選手強化本部長就任「力を発揮できる環境を」

[ 2017年7月5日 05:30 ]

JOCの選手強化本部長に就任が決まり、取材に応じる全日本柔道連盟の山下泰裕会長
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 日本オリンピック委員会(JOC)は4日、都内で理事会を開き、理事会の新体制を発足させた。竹田恒和会長は10期目(1期2年)に突入。副会長に就任した橋本聖子・日本スケート連盟会長に代わり、84年ロサンゼルス五輪柔道金メダリストの山下泰裕・全日本柔道連盟会長が選手強化本部長に就任した。

 18年平昌、20年東京両五輪の選手強化責任者となった山下氏は「現場の選手、コーチが力を発揮できるよう環境づくりをしていきたい」と所信を表明。6人の副本部長に冬季競技出身者が不在という異例の事態に「理事以外で強化を任せられる人材を常任委員会に登用したい」と対応策を披露した。

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2017年7月5日のニュース