白鵬 最多勝よりまず1045勝ウルフ超えへ「一つの恩返し」

[ 2017年7月5日 05:30 ]

ぶつかり稽古で正代に胸を出す白鵬
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 大相撲名古屋場所(9日初日・愛知県体育館)で2場所連続優勝を目指す横綱・白鵬(32)が4日、愛知県犬山市の時津風部屋で出稽古し、前頭筆頭の正代を14勝1敗と圧倒した。

 先月中旬の滋賀合宿で体をつくり始めてから約3週間、ついに出稽古を解禁した。序盤で対戦することが濃厚な正代を前夜のうちに相手に指名。「ビビって腰が引ける」とおじけづいた期待の若手を子供扱いにした。

 元大関・魁皇の通算最多1047勝まであと11勝。2位の千代の富士の1045勝には9勝に迫る。白鵬は「1047勝はあるが、同じ横綱として先に1045勝を目指したい。現役時代にかわいがってもらい、それが一つの恩返し」と約束した。

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2017年7月5日のニュース