錦織 わずか71分で完勝「凄くいいテニスが出だしからできた」

[ 2017年7月3日 22:42 ]

テニス ウィンブルドン選手権第1日・男子シングルス1回戦   錦織圭―マルコ・チェッキナート ( 2017年7月3日    ロンドン )

ウィンブルドン1回戦を戦う錦織(AP)
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 テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕し、男子シングルス1回戦に第9シードで世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)が登場。同102位のマルコ・チェッキナート(24=イタリア)にわずか71分間で6―2、6―2、6―0の3―0でストレート勝ちし、6年連続で2回戦へ進出した。

 試合後、錦織は「凄くいいテニスが出だしからできたので。調子も良かった。相手が芝に慣れてないところがあったので出だしからよかったです」。3セット全てで第1ゲームをブレークし、常に先手を取った。さらに相手のチェッキナートはウィンブルドン本戦は今回が初めて。「なるべく速いプレーを目指してきょうはやっていた。相手はどちらかというとクレーコーターで、後ろでやりたい選手なので速い展開を心がけてやってました」。芝コートに慣れてない相手への戦い方も的確だった。

 痛めていた左でん部、テーピングが施された右手首について「問題なかったです。そんなにきょうは長くやってないので。これから長く連戦が続くのでしっかり体調を整えてやりたい」。グランドスラムでは唯一、8強進出がない芝コートでまずは順調なスタートを切った錦織。2回戦は世界122位のセルゲイ・スタコウスキー(ウクライナ)のと対戦する。

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