稀勢の里 いきなり6連敗もその後は11連勝 31歳誕生日に「またいい年にしたい」

[ 2017年7月3日 16:45 ]

31歳の誕生日を迎え、ジャポニカ学習帳を模したバースデーケーキを贈られた稀勢の里稀勢の里
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 大相撲の横綱・稀勢の里が3日、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で2日ぶりに稽古を行い、新大関・高安と18番取って、11勝7敗だった。投げを打たれて体勢を崩すなど、いきなり6連敗したが、7番目からの12番は11勝。左四つで右上手を引いてから寄り切る安定した相撲を見せた。

 二所ノ関一門連合稽古では、2日間とも小結・嘉風と胸を合わせ、11勝19敗。1日の稽古では左上腕付近を痛めたようで、わずか9番で稽古を切り上げた。前日は休養に充てるなどケガの状態が心配されたが、大事には至らなかったようだ。稽古を1日休んだことで「(稽古で)体が起きてからは、だいぶ見違えるようになった。久しぶりに手応えがあった」と納得の様子だった。稽古後は見学に来たプロ野球中日の田島慎二投手と談笑した。

 この日は31歳の誕生日。報道陣から「ジャポニカ学習帳」を模したバースデーケーキを贈られるとご機嫌。31歳の決意について「いいも悪いも自分で決める人生だから。またいい年にしたい。一つでも多く優勝というのもあるし、強い横綱になりたいというのもある。気持ちをしっかり持ってやっていきたい」と語った。

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2017年7月3日のニュース