川内 世界選手権へ収穫3位、ゴールドコースト・マラソン

[ 2017年7月3日 05:30 ]

レースを振り返る川内優輝
Photo By 共同

 陸上のゴールドコースト・マラソンは2日、オーストラリア・ゴールドコーストで行われ、世界選手権(8月・ロンドン)代表の川内優輝(30=埼玉県庁)は2時間9分18秒で3位だった。野口拓也(29=コニカミノルタ)が自己ベストを更新する2時間8分59秒で優勝。橋本崚(23=GMO)が2時間10分19秒で4位となった。

 川内は世界選手権前最後の実戦で「サブ10(2時間10分以内)3位以内」の目標を達成した。トップの野口から19秒後にゴール。「優勝できなかったし、日本人でも2番目だった」と喜びは口にしなかったが、「目標を達成することができた。ロンドンに向けたいいレースができたと思う」と自分自身に及第点を与えた。今後は週末に日光で合宿などを行い、1カ月後の本番に向けて最終調整する。

 《新婚パワーで野口自己新V》レース当日に29歳の誕生日を迎えた野口が日本人3人が4位までに入ったレースを制した。「凄くきつかった。相手が強いのも分かっていたが、自分を信じて走った」と顔をしかめながらフィニッシュ。今大会女子3位の“美女ランナー”竹中理沙と今年3月に結婚。「妻のサポートがあって、より集中できるようになり競技力が上がった」と夫婦で狙う20年東京五輪へ大きな自信をつけた。

続きを表示

2017年7月3日のニュース