サンウルブス 94失点記録的大敗、ティアティアHC「残念」

[ 2017年7月3日 05:30 ]

ライオンズ戦の後半、トライを決めるサンウルブズのヘル
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 スーパーラグビー(SR)第15節最終日は1日、各地で行われ、サンウルブズは南アフリカ・ヨハネスブルクで昨季準優勝のライオンズ(南アフリカ)と対戦し、7―94の完敗で今季12敗目(1勝)となった。94失点は02年にワラタス(オーストラリア)が記録した96失点(対クルセーダーズ戦)に次ぐスーパーラグビー史上ワースト2位記録。6月の日本代表活動明けの初戦で記録的大敗を喫し今季残り2戦にも暗い影を落とした。

 許した14トライは92失点した昨年4月のチーターズ戦に並ぶ、リーグ歴代ワースト1位タイ。無残な結果にティアティア・ヘッドコーチは「我々のパフォーマンスは残念なものでした。1カ月の休止期間は言い訳にならない」とコメント。戦前から実力差は予想されたが、最後は集中力も途切れて記録的敗戦となった。日本代表強化を目的に参入して2季目。その代表の結果も出ていない今、参戦の意義そのものが問われかねない状況だ。

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2017年7月3日のニュース