伊調馨 29連勝の藤井四段に共感「挑戦を続けてきたからこその記録」

[ 2017年6月27日 17:20 ]

2つのギネス記録を達成し認定書を手に笑顔を見せる伊調馨
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 レスリング女子の伊調馨(33=ALSOK)が27日、都内で行われたギネス世界記録の認定証授与式に出席した。五輪女子個人最多優勝回数(4連覇)と女子レスリングの五輪最多金メダル数(4個)を表彰され、「ギネス世界記録は小さい頃から知っているが、凄い人が取るものと思っていた。それを自分がいただいたのは不思議な気持ち」と語った。

 五輪の連覇ももちろんだが、伊調は不戦敗を除くと13年間で189連勝した記録を持っている。将棋で公式戦29連勝の新記録を打ち立てた藤井聡太四段(14)にも共感できるものがある様子。伊調がキーワードにしたのは「挑戦」だ。「将棋はよく分からないが、気負うものがなく、挑戦する気持ちで突っ走っているのがいいのかな」と分析。「挑戦をやめると記録も止まってしまうと思う。挑戦を続けてきたからこその記録。14歳でその域に行けているのは素晴らしいなと思う」と勝ち続けてきた立場から日本にフィーバーを巻き起こしている14歳を称えた。

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2017年6月27日のニュース