米国が前日のリベンジ 東京五輪の星、勝股が2回1失点

[ 2017年6月25日 05:30 ]

ソフトボール女子 日米対抗第2戦   米国5―4日本 ( 2017年6月24日    宮城県仙台市・シェルコムせんだい )

ソフトボール日米対抗第2戦 先発した勝股
Photo By 共同

 日本は先発に17歳の勝股美咲(多治見西高3年)を起用。初回に本塁打を浴びたものの2回1失点とまずまずの投球内容で20年東京五輪に向け明るい材料となった。試合は5回に3ランなどで一挙4点を挙げた米国が、前日のリベンジに成功。25日は五輪会場となる横浜スタジアムで最終戦を行う。

 最終回に1点差まで迫った試合で、宇津木麗華監督が評価したのは先発の17歳だった。「勝股は良かった。堂々と投げていたし、競技に対する姿勢、探究心がいい」。

 初回は「ストライクを取りにいってしまった」という内角直球を左中間スタンドに運ばれた。だが、切り替えが早かった。「ベースに入ってくるのではなくベースから離れていく球を、と上野さんにアドバイスされた」ことを実践し、2回は3人で締めた。

 代表デビューとなった先週の東アジア選手権では5回参考ながら中国相手に完全試合。無限の可能性を秘める1メートル70の大器は「20年東京で金メダルを獲るのが夢なので、今は一球一球学んでいきたい」と目を輝かせた。

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2017年6月25日のニュース