平野美宇、準々決勝進出 世界5位陳夢と対戦へ

[ 2017年6月17日 10:54 ]

<卓球ジャパンオープン荻原杯>女子シングルス2回戦、フルセットで勝利し準々決勝進出を決めた平野
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 卓球の荻村杯ジャパン・オープン第4日は17日、東京体育館で行われ、女子シングルス2回戦で世界選手権銅メダリストの世界ランク7位・平野美宇(17=エリートアカデミー)は、同22位の韓国選手を4―3で下した。同日夕方の準々決勝では世界5位の陳夢(中国)と対戦する。

 平野は「7ゲーム目にすごくいいプレーができたのが良かった。思ったより(相手の)ボールがゆるくて、タイミングが合わなくて手こずってしまった」とフルゲームの熱戦を振り返った。4月のアジア選手権では勝ったものの、準々決勝の陳夢は世界5位の強豪。「ここまできて、陳夢選手に勝つのが目標」と気合を入れていた。

 日本勢48年ぶりのメダルを獲得した大舞台から2週間足らず。「モチベーションが大丈夫かなと思ったけど、日本ですぐにみなさんに見てもらえる。応援してもらえるのは嬉しいし、勝つところをお見せできるよう頑張りたい」と気持ちを切り替えて今大会に臨んでいる。

 今季の目標に掲げるW杯(10月、カナダ)での連覇に向け、荻村杯は再スタートの場。13年の福原愛以来となる日本勢の戴冠に向けて、「ハリケーン・ヒラノ」の勢いが増してきた。

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2017年6月17日のニュース