卓球・張本智和 シニア主戦場も連覇懸かる世界ジュニアは出場へ

[ 2017年6月16日 21:30 ]

張本智和
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 卓球の世界選手権(ドイツ)の男子シングルスで史上最年少ベスト8の張本智和(13=エリートアカデミー)が、18歳以下で争う世界ジュニア選手権(11〜12月、イタリア)に出場予定であることが16日、分かった。

 張本はワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープンでU―21(21歳以下)のシングルスにはエントリーせず。今後の中国オープンやオーストラリア・オープンもU―21で出場する予定はなく、主戦場をシニアにする意向を示しているが、世代別とはいえ世界大会なら話は別だ。

 昨年の世界ジュニアは13歳163日の史上最年少で男子シングルスを制覇し、団体でも金メダルを獲得。男子シングルスで連覇を達成すれば史上初の快挙となる。日本協会のジュニア強化関係者は「出ます。連覇が懸かっているし、本人のモチベーションも高い」と明かした。

 世界ジュニアの代表は8月に発表されるが、U―18世界ランク1位の張本は代表入りが確実な状況。ジュニアで世界最強を証明することが、シニアでの躍進にもつながる。

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2017年6月16日のニュース