平野美宇 AKB総選挙イベント中止ショックも見せず…初戦貫禄突破

[ 2017年6月16日 16:43 ]

試合後、ラケットのラバーを拭う平野美宇
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 卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープン第3日は16日、東京体育館で行われ、世界選手権(ドイツ)の女子シングルス銅メダリスト・平野美宇(エリートアカデミー)が、同種目1回戦で韓国選手に4―0で勝った。

 「初戦を勝てたのですごく自信になった。(世界選手権で)メダルを取ってホっとした感じもあったけど、またジャパン・オープンに向けて頑張ろうと思ってやってきた。カットマン相手にもサーブで大事なところで点を取れた」と平野。

 平野は大のアイドル好き。世界選手権で日本勢48年ぶりの表彰台を決めた際には、「48」にかけて「AKBみたいで嬉しい」と話したほどだが、17日に沖縄で開催予定だった「AKB選抜総選挙」の開票イベントとコンサートが悪天候の影響で中止になった。

 楽しみにしていただろう。それでもショックは見せずに世界ランク7位の貫禄を見せた。総選挙ではNMB48の植村梓とSKE48の後藤楽々に投票。イベント中止については「ファンのみなさんのことを考えると大変だと思う。でも、中継はやるみたいなので、それは見たい!」と話していた。

 4月のアジア選手権で世界1位の丁寧(中国)を撃破し、国際連盟に「ハリケーン・ヒラノ」と称された17歳。AKBは悪天候に見舞われたが、卓球界のハリケーンはコートで猛威をふるう。

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