トレセンで男子バレー選手大けが 太腿に剥がれた床板刺さる

[ 2017年6月16日 05:30 ]

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で今月、日本バレーボール協会が行っていた21歳以下日本代表の合宿中に、男子選手の太腿に剥がれた床板が刺さり、大ケガを負っていたことが15日、関係者への取材で分かった。選手は救急搬送され、約30針縫ったという。

 事故は10日、NTCのバレーボール専用コートではなく、各競技が使える共用コートで練習していた際に発生。レシーブで慶大2年の選手が飛び込んだ際に負傷したという。NTC担当者によると今週は使用停止とし、来週以降にも床板の改修を行う。日本協会は「施設について管理徹底を要請した。二度とないように練習環境を整えていかないといけない」とコメントした。

 スポーツ庁などが5月に同様の事故防止を呼び掛ける通知をしたばかり。スポーツ庁は「残念。日本スポーツ振興センター(JSC)の報告を待って対応策を検討したい」としている。

続きを表示

2017年6月16日のニュース