萩野 大人の男になって結果を、平井コーチが池波氏著書贈る

[ 2017年6月14日 05:30 ]

世界選手権前の欧州合宿へ出発した萩野
Photo By スポニチ

 競泳のリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22=ブリヂストン)が欧州遠征に出発した。スペイン・シエラネバダでの高地合宿を経て、初優勝を狙う世界選手権(7月23日競泳開幕、ブダペスト)に臨む。

 今回、機内に持ち込んだ本は池波正太郎氏の「男の作法」。平井伯昌コーチが「大人になってほしい」と贈ったもの。競技とは直接関係ないが、大人の男が取るべきふるまいについての指南書だ。昨秋に右肘を手術した影響もあり、今季まだ調子が上がっていない日本チームの男子主将は「苦しんでいるけれど、何とかするしかない」と強い口調で語った。「欲しいのは金メダル。男の作法を学んで、いい結果を出して帰ってきたい」。男として結果にこだわる覚悟だ。

続きを表示

2017年6月14日のニュース