卓球 張本智和「人生を変えた」荻村杯で活躍誓う

[ 2017年6月13日 17:24 ]

公式練習に臨んだ張本智和
Photo By スポニチ

 1年で少年は大きく成長した。卓球男子の張本智和(13=エリートアカデミー)は、昨年の荻村杯ジャパン・オープンのU―21(21歳以下)の部を12歳355日の史上最年少で優勝。「あの優勝があったから、今の自分がある。去年のこの大会が自分の人生を変えた」。昨年12月の世界ジュニアを史上最年少で制し、6月5日に閉幕した世界選手権(ドイツ)でも8強に進撃した。

 世界に衝撃を与えた13歳は、14日開幕の荻村杯ジャパン・オープン(東京体育館)で再び躍動する。

 「いつも以上に出来すぎた」と言う世界選手権の余韻に浸ることはない。「1回忘れて初心に戻って、自分が一番弱いと思って、シングルスはベスト4、ダブルスは優勝を目指して頑張りたい」。最新の世界ランクでは自己最高の39位にランクイン。主戦場をシニアに移すため、U―21の部には出場しない。「一般でもっとランクを上げていきたい」と話した怪物は、「強気で攻めていくプレーで頑張りたい。どの大会でも成績を残せる選手になりたい」と気合を入れていた。

続きを表示

2017年6月13日のニュース