藍に聞く 寂しさは「驚くほどない、私の中でやりきった」

[ 2017年6月12日 09:30 ]

女子ゴルフツアー サントリー・レディース最終日 ( 2017年6月11日    兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6538ヤード、パー72 )

表彰式で涙ながらにあいさつする宮里藍
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 【宮里と一問一答】

 ――1日を振り返っての感想は?

 「結構タフなコンディションでゲームの組み立ては難しかったし、ショットの調子が上がらなかったけど、4日間の中では今日が一番しっくりきていた。合格点をあげられる内容だったと思う」

 ――涙を流した理由は?

 「本当に感謝の気持ち。自分が思っていた何十倍もたくさんの方が足を運んでくれて“頑張れ”と言ってくれてこんなに幸せなことはない。今週はプロゴルファー人生でこれ以上ない最高の思いを経験させてもらった」

 ――寂しさはない?

 「自分でも驚くほどない。4、5年考えて出した決断だし、そこは覆らない。未練や迷いがあればそういう思いが出てくるかもしれないけど、私の中でやりきったところもある」

 ――両親への思いは?

 「両親とはゴルフを通じていいコミュニケーションが取れた。苦しい時もいい時も同じ思いでサポートしてくれたことに感謝している」

 ――もう一度一緒に回りたかった選手は?

 「久しく回っていないので有村智恵(東北高の後輩)かな。米ツアーでも一緒だったし。原江里菜(東北高の後輩)とは中京(テレビ・ブリヂストン・レディース)で回ったし、今回(上田)桃子と回れたので」

 ――一時代を築いたという自負はあるか?

 「自負はない。うまくタイミングがはまったなという感じ。アマチュアが試合に出られるタイミングで高校生になって、ツアーの経験を積めるようになって、アマチュアのタイトルも獲れて自信が出てきた頃に(アマチュアで)ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに勝った。うまくはまったとしか言いようがない」

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2017年6月12日のニュース