ボルト、今季初戦は10秒03 母国ジャマイカ最後の大会で1位

[ 2017年6月11日 14:14 ]

「レーサーズGP」の100メートルに出場したボルト
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 陸上短距離界の帝王、ウサイン・ボルト(30)が10日、ジャマイカのキングストンで開催された「レーサーズGP」の100メートルに出場。今季初戦は気温29度、追い風0・2メートルの微風の中で行われ、10秒03で1位となった。

 ボルトは8月の陸上世界選手権(ロンドン)を最後に現役を引退することを表明しており、母国ジャマイカではこれが最後の大会。このレースは「SALUTE TO A LEGEND(レジェンドに敬礼)」と銘打って行われ、2位はミンジー・ジェボーン(21)で10秒15、3位はニッケル・アシュミード(27)で10秒18といずれもジャマイカ勢だった。

 ボルトはスタートで出遅れたものの中盤で加速。ただし10秒03という平凡なタイムであるにもかかわらず、最後まで力走するなど余裕を感じさせる走りではなかった。それでもフィニッシュすると、3万人近い観客が詰めかけたナショナル・スタジアムの上空には花火が打ち上げられて“レジェンド”のラストランを演出。国内最後のレースを終えたボルトはスタンドに向かって一礼し、ウイニングランを終えたあとはひざまづいてトラックを見つめ、少年時代から慣れ親しんだ競技場に別れを告げた。

 なお男子100メートルはもう1レース行われており、2011年の世界選手権(韓国・大邱)で優勝したヨハン・ブレーク(27=ジャマイカ)が9秒97で1位。今季9秒92をマークしているアカニ・シンビーネ(23=南アフリカ)が10秒00で2位に入り、この2人がボルトのタイムを上まわった。

 なお男子200メートルでは、2015年の世界選手権と2016年のリオデジャネイロ五輪で400メートルを制したウェイド・バンニーキルク(24=南アフリカ)が、今季世界最高の19秒84をマークして1位となった。

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