藍「上向き」太極拳スイングで修正「欲を言えばトップ10で」

[ 2017年6月11日 05:30 ]

サントリー・レディース第3日 ( 2017年6月10日    兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6538ヤード、パー72 )

3番、ティーショットを放つ宮里藍
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 今季限りでの引退を表明している宮里藍(31=サントリー)は2バーディー、1ボギーの71と伸び悩み通算1アンダーの33位にとどまった。午前6時半の開場時には約550人の観客が列をつくり、3日目の大会最多となる9478人の大ギャラリーが集まるなど藍フィーバーは勢いを増した。今季2勝を挙げているキム・ハヌル(28=韓国)が67で回り通算14アンダーで首位に立っった。

 大会のホステスプロとして、予選通過の重圧から解放された宮里だったが、ギャラリーの声援を爆発的なスコアに変えることはできなかった。「ドライバーは合格点でしたが、セカンド以降が30、40点。セカンドで寄せようと力みにつながっているのか、ドライバーよりも自由に振れない感じがありました」

 スタートは良かった。1番でグリーン奥カラーから3メートルをパターで沈めバーディー発進。しかし勢いは続かず6番で第2打を手前バンカーに入れボギー。その後はバーディーチャンスを決めきれず、14番で3メートルを沈め何とか1アンダーでフィニッシュした。

 「朝の練習グリーンが硬くて速かったので、セカンドをアグレッシブに行き過ぎると深手を負うかなと思ってしまった。もっと自分を乗せていっても良かったかもしれません」

 ホールアウト後は練習場で父・優さんのアドバイスを受けスイングを修正。1分20秒かけてゆっくり振る太極拳スイングで問題点を確認しスマホで撮影した動画を見ながら練習場に20分間居残った。

 体調の不安は消えた。アレルギー性のせきの症状を悪化させ、せきを止めようとして背中に張りが生まれ、前週まではその影響が残っていたが、山本邦子トレーナーは「今は大丈夫です」と話す。

 最終日は首位と13打差からのスタート。「少しでも結果を出して、大会を盛り上げたい。幸いドライバーも振れてきて、ショットのタイミングも上向きになりつつあるので、欲を言えばトップ10で終わりたい」。宮里が演じるドラマはまだまだ終わらない。

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