オスタペンコ、ツアー初Vが4大大会 ノーシードから全仏制覇

[ 2017年6月11日 05:30 ]

全仏オープンテニス第14日   オスタペンコ2―0ハレプ ( 2017年6月10日    パリ・ローランギャロス )

女子シングルスで初優勝し、トロフィーにキスするエレナ・オスタペンコ
Photo By 共同

 ノーシードから勝ち上がってきた4大大会決勝。通常のツアーですら勝ったことのない20歳のオスタペンコに失うものなどなかった。速攻、強打でがむしゃらに攻める。準決勝まで1試合平均40本の決定打を決めてきた攻撃力を思い切りぶつけ、勝てば世界1位になるはずだったハレプを打ち破った。

 昨年の今大会では1回戦負け。得意はハードコートと芝だったはずが、あれよあれよと勝ち進んだ。決勝進出後には大統領から母親に電話がかかってくるなどラトビアでの注目度も急上昇。群雄割拠の女子テニス界に注目の新星が現れた。

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2017年6月11日のニュース