上地、4大大会連覇!3年ぶり全仏Vも反省「イメージと違う」

[ 2017年6月11日 05:30 ]

全仏オープンテニス第14日 ( 2017年6月10日    パリ・ローランギャロス )

車いすの部女子シングルスで3年ぶり2度目の優勝を果たし、声援に応える上地結衣
Photo By 共同

 テニスの全仏オープンは10日、車いすの部女子シングルス決勝で、世界ランキング2位の上地(かみじ)結衣(23=エイベックス)が同7位のサビーネ・エラーブロック(41=ドイツ)を7―5、6―4で下し、全仏では3年ぶりの優勝、4大大会通算4勝目を挙げた。女子シングルス決勝は世界47位でノーシードのエレナ・オスタペンコ(20)が、世界4位のシモナ・ハレプ(25=ルーマニア)を破り、ラトビア初の4大大会シングルス制覇を達成した。

 赤土の上で見せたのは歓喜のガッツポーズではなく、反省の色を込めた表情だった。上地は「まだ思い上がるなということだと思う」と苦笑いしながら振り返った。

 初戦から好調だったバックハンドが乱れた。「ここぞでイメージと全然違うショットになった」。頭の中はそのことでいっぱいでパニック。第1セットは5―2から追い付かれ、「自分でもびっくりした」とサーブ位置を間違えそうにもなるなど我を失った。そこから落ち着きを取り戻したが課題は多かった。

 全豪に続いて4大大会を連覇し、年間グランドスラムにも一歩前進。しかし「今年一年はいろいろ試して東京五輪への土台をつくる」とこだわりはなく、ウィンブルドン前には新しい車いすをテストするという。ロンドン五輪前から使っている現在のものに比べ、座面を高くし、タイヤの直径を1インチ大きくする。「それによって何ができるかを見てみたい」とタイトル以上に貪欲に成長を求める。

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