ジョセフジャパン手応えと課題の白星発進 復帰リーチがトライ

[ 2017年6月11日 05:30 ]

ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2017第1戦   日本33―21ルーマニア ( 2017年6月10日    熊本・えがお健康スタジアム )

<リポビタンDチャレンジカップ2017、日本代表・ルーマニア代表>後半1分、トライを決めたリーチマイケル
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 世界ランキング11位の日本は同16位のルーマニアを33―21で下し、6月の3連戦の初戦を制した。15年W杯以来の代表復帰となったフランカーのリーチ・マイケル(28=東芝)がトライを奪うなどして一時は33―9と大きくリードを広げたが、終盤は相手のセットプレーに苦しんで2トライを許した。世界ランク4位のアイルランド戦(17、24日)に向け、手応えと課題が残った白星となった。

 19年W杯で対戦が予想される相手に勝利。しかしリードを最大に広げた後半12分を境に形勢は逆転した。「3連戦の初戦で勝てたのはうれしい」と話したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)も、終盤の内容には「重圧がかかった時に得点を与えてしまった」と表情をしかめた。

 試合展開を「想定内だった」と言ったように、テンポの速い攻撃を見せた前半は試合の主導権を握った。前半12分には、ラインアウトでSH田中がクイックスロー。守備陣形が乱れた相手を尻目に大きく右へ展開し、最後はCTBラファエレのゴロキックを確保したWTB山田がインゴールへ飛び込んだ。

 一方で終盤は反則を起点にモール攻撃に持ち込まれて苦しんだ。スクラムを含めたセットプレーの脅威を想定しながらも防げない。リーチも「モールディフェンスはもっと練習しないと。ワールドスタンダードじゃない」と危機感を口にした。

 田中はピッチ中盤からフェイズを重ねて2トライ目を奪った場面について「横に振って振ってなのでFWを疲れさせてしまった」と反省した。プラン外の戦術が疲労を早め、終盤の苦戦を招いた。弱点克服と戦術徹底。2つを成し遂げなければアイルランド戦勝利は見えない。

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