宮里藍71で33位に浮上も「もう少しスコアを伸ばしたかった」

[ 2017年6月10日 17:48 ]

女子ゴルフツアー サントリー・レディース第3日 ( 2017年6月10日    兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6538ヤード、パー72 )

<サントリーレディスオープン第3日>3番、ティーショットを放つ宮里藍
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 今季限りでの引退を表明後、初戦となる宮里藍(31=サントリー)は2バーディー、1ボギーの71で回り通算1アンダーの33位に浮上した。

 パー5の1番で残り71ヤードの第3打を58度のウエッジでピン奥3メートルの付けてバーディー発進。6番パーで第1打をバンカーに打ち込みボギーをたたいたが、14番で残り144ヤードから7Iで3メートルに付けて取り返した。

 ホールアウト後は「もう少しスコアを伸ばしたかった。1番でバーディースタートを切れて流れは良かったけど、その後つなげられなかった」と悔しそうに振り返った。

 伸び悩んだ要因はアイアンショット。タイミングが合わずにフィニッシュで手を放す場面も何度か見られ「スイングのテンポは昨日よりだいぶ良くなってきてドライバーも良く当たって飛距離も出ていたけど、アイアンが今ひとつだった。セカンドでチャンスにつけるのが1日を通じて少なかった」と反省した。

 合計28パット。10番で3メートルのパットを沈めてパーセーブするなどグリーン上は悪くなかった。本人も「10番は大きかった。6番のボギーの後、ずっと我慢していてのパーセーブだったので。難しいパットだったけど、良く読めたし、グリーン上では良いフィーリングでやれている」と満足感を示した。

 最終日に向けては「必要なことはもう少し自分をプッシュすることだと思う。明日はまた1つ集中力を上げて行ければ」と力を込めた。

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2017年6月10日のニュース