上地結衣、3年ぶり決勝へ 昨年の雪辱果たす

[ 2017年6月9日 22:35 ]

 テニスの全仏オープン車いすの部は9日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス準決勝で全豪オープン女王の第2シード、上地結衣(エイベックス)がマリヨレン・バウス(オランダ)に6―3、6―3で勝ち、初優勝した2014年大会以来3年ぶりに決勝に進出した。

 上地は冷静な試合運びを見せ、昨年の準決勝で敗れたバウスに雪辱を果たした。1月の全豪オープンに続く四大大会2連勝にあと1勝とし「ここという時のポイントを相手のミスではなく取れている。それは自信にしていい」と手応えを口にした。

 第2セットは第5ゲームでブレークを許したが、直後に取り返して流れを渡さなかった。「後ろでのラリーが続いていたので、相手を前後に動かしたりして、すぐに対応できた。試合中に切り替えられたのは良かった」と納得の表情だった。

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2017年6月9日のニュース