稀勢の里 富岡八幡宮で横綱力士碑に刻名「見本になる力士に」

[ 2017年6月9日 14:21 ]

土俵入りを披露する横綱稀勢の里
Photo By 共同

 横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)のしこ名を「横綱力士碑」に彫る刻名奉告祭が9日、東京都江東区の富岡八幡宮で行われ、石碑に名を刻んだ稀勢の里は「光栄なこと。普段の態度から見本になる力士になれるよう努力したい」と決意を口にした。

 4日に茨城の鹿島神宮で奉納土俵入りを行った際には、武道の神様がまつられている同神宮を入門前に訪れて勝ち守を購入したエピソードを披露。会見で、過去に富岡八幡宮を参拝したことがあるかを聞かれると、「鹿島神宮とコメントがかぶってしまう」と言って場を和ませた。

 これで昇進後の行事は一区切りとなった。左上腕部などの故障の影響で先場所は途中休場したが、次の名古屋場所(7月9日初日)へ「しっかり15日間戦える体をつくりたい」と意欲を示した。

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