WTB山田 先発決定「チャンス しっかり生かしたい」 日本代表 10日にルーマニア戦

[ 2017年6月8日 20:38 ]

ルーマニア戦を2日後に控え、練習でも熱が入るラグビー日本代表のWTB山田章仁(手前)
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 再び一緒に戦おう!ラグビー日本代表は、10日に熊本・えがお健康スタジアムで「リポビタンDチャレンジカップ2017」第1戦のルーマニア代表を迎える。8日には登録メンバーが発表になり、15年W杯代表のWTB山田章仁(31=パナソニック)は先発出場が決まった。今季はスーパーラグビーのサンウルブズには参加せず、4、5月にはアジア選手権で若手に交じってプレーした山田は「せっかくもらったチャンスなので、しっかり生かしたい」と意気込みを語った。

 1985年7月生まれの山田は、19年W杯日本大会は34歳で迎える。ラグビー選手としてはベテランの域に入ったが、「まだまだ老け込む年ではない。19年のW杯にも出たい」と意欲を示す。そんな山田の同期と言えば、このほどヤマハ発動機への2年ぶりの復帰が決まったFB五郎丸歩。ともに福岡県出身で、小学校時代から互いの存在を認め合い、各世代代表でプレー。前回W杯はともに初出場で大活躍した盟友の動向は、当然のことながら気になっている。「自分もメンバーに入らないと」と前置きした上で、「小学校から一緒にやってきた。また一緒にW杯にも出たいですね」と“同期の桜”へ呼びかけた。

 現在、日本代表で共同主将を務めているフッカー堀江翔太(31=パナソニック)、今回は選出されなかったが、15年W杯代表のプロップ畠山健介(31=サントリー)も同期。“花の85年組”が、まだまだ先頭に立って日本ラグビー界を引っ張っていく。

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2017年6月8日のニュース