藍「日曜日にしか見たことない景色を木曜日に見ているという感じ」

[ 2017年6月8日 18:40 ]

<サントリーレディスオープン第1日>4番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える宮里藍
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 女子ゴルフのサントリー・レディースは兵庫県神戸市の六甲国際GCで第1ラウンドが行われ、今季限りでの引退を表明後、初出場となる宮里藍(31=サントリー)は3バーディー、2ボギーの2アンダー、70で回り22位につけた。辻梨恵(23=大和証券)が7アンダー、65で単独首位に立った。

 宮里はインから出て11番で第2打をバンカーに入れてボギーが先行したが、17番パー5で残り98ヤードからの第3打をPWで左6メートルに乗せてバーディー。後半の2番は残り154ヤードから6Iでピン奥5メートルにつけてバーディー。パー5はティーショットを左に曲げたが、残り100ヤードの第3打をPWでピン横2メートルにつけて3つ目のバーディーを奪って2アンダーとした。

 ホールアウト後、宮里は「落ち着いてプレーできたと思う。昨日まではどういうふうになるのか想像がつかなかった。でも実際ティーグラウンドに上がったら、いつも通りの自分でいれた。そこは凄く良かった。1日通して淡々とやるべきことをやれたと思う」と満足そうに話した。

 この日の観客は6735人。この大会の初日としては11年の最多記録4540人を更新した。多くのギャラリーに見守られながらプレーした宮里は「朝早いスタートだったけど、その時点でたくさんの方がコースに足を運んでくださっていて凄くうれしかった。最後の9番ホールはあまり日曜日にしか見たことない景色を木曜日に見ているという感じだったので、凄くありがたいなという気持ちでプレーしていた」と感謝の気持ちを示した。

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2017年6月8日のニュース