プロアマ戦で佐渡氏「藍はベートーベン交響曲第３番“英雄”」

サントリー・レディース８日開幕

プロアマ戦で指揮者の佐渡裕氏（右）と同組でラウンドする宮里藍
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　宮里は雨の中プロアマ戦に出場した。指揮者の佐渡裕氏（５６）と初めて回り「楽しかった。クラシックには接点がなかったけど、ぜひ一度（コンサートを）見たいと話した」と笑顔を見せた。

　佐渡氏は「藍ちゃんは曲に例えるとベートーベンの交響曲第３番“英雄”。ヒーローのように光り輝いている」と話し「引退は残念。ゴルフが素晴らしいスポーツだと証明した最大の功労者だから」と涙ぐんでいた。

　引退表明後初の試合で国内はこれで一区切り。「自分のゲームを１４年間積み重ねてきた集大成だと思っている。自信を持ってやりたい」と決意を示した。サントリーは所属企業。天候にもよるが、支援に対する感謝の気持ちも込めて最終日には、同社のコーポレートカラーである水色のシャツを着る予定。「いい緊張感だと思うし、自分のプレーをひたすら集中してやるだけ」と気合十分だった。