稀勢 地道に筋力強化、ゴムチューブで深層筋鍛錬「少しずつ」

[ 2017年6月7日 05:30 ]

ゴムチューブを使ったトレーニングをする稀勢の里
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 左上腕付近の負傷で大相撲夏場所を途中休場した横綱・稀勢の里(30)が地道な筋力強化を続けている。稽古再開の5日に続き、6日も東京都江戸川区の田子ノ浦部屋でゴムチューブを使ったトレーニングなどを行った。

 これまで稽古場で器具を使うことはほとんどなかったが、夏場所で左腕を思うように使えなかったこともあり、深層筋を鍛えることに着手したもようだ。この2日間は、脇を締めて水平にした前腕でチューブを外側、内側に引く運動を繰り返した。これは棘下(きょくか)筋、肩甲下筋などを強化する種目。稀勢の里は「少しずつだけど」と話した。

 トレーニングの後には三段目力士相手に土俵外で左おっつけも試した。名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けて「やることをしっかりやる」と決意を口にした。

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