藍、サントリーに美酒で恩返し!“生涯スポンサー”に感謝

[ 2017年6月6日 05:30 ]

月曜日の練習日から大勢のカメラマンに囲まれてコースを回る宮里藍
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 生涯サポートに優勝で応える。今季限りで現役引退をする宮里藍(31=サントリー)の国内最終戦になる可能性があるサントリー・レディースは8日、兵庫県神戸市の六甲国際GCで開幕する。宮里は5日、コース入り。現役引退後も宮里を支援する方針を明かしたサントリーへ優勝で恩返しする。

 いつもは閑散とする月曜日のトーナメントコースに50人の報道陣が集まった。それでも宮里はあくまで自然体。5月29日の会見後に一度、故郷の沖縄に戻りリフレッシュしたことを明かし「お休みがあって良かった。自分の中でいい練習ができた」という。インの9ホールを回った後は、次々にあいさつに来る後輩にもにこやかに応えた。

 大会主催者のサントリーとは03年10月のプロ転向直後から所属契約を結び、更新してきた。今年は3年契約の2年目。契約途中に現役引退となるが、同社側は「正式に確定はしていないが、来年はもちろん、その後も良いおつきあいをしていきたい」と実質的な“生涯サポート”を締結したい意向を示した。

 宮里も同社について「米ツアーを優先してなかなか出られないのに、いつも変わらず応援してくれる。世界一のスポンサー」と感謝しており、良好な関係は今後も続くとみられる。藍フィーバー必至の4日間。人生最後のホステス優勝で恩返しする。

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2017年6月6日のニュース