初出場のプレデターズ、地元ナッシュビルで連勝 雑草FWグードローが勝ち越しゴール

[ 2017年6月6日 14:49 ]

得点したフォーズバーグ(9)と喜ぶプレデターズのグードロー(右)(AP)
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 NHLの王者を決めるスタンレー杯決勝は5日にテネシー州ナッシュビルで第4戦を行い、初出場のプレデターズ(西地区8位)が4―1(1―1、2―0、1―0)で昨季覇者のペンギンス(東地区2位)を下して連勝。ホームで白星を2つ並べてシリーズ成績を2勝2敗とした。

 プレデターズは1―1で迎えた第2Pの3分45秒、ドラフト外入団のFWフレデリック・グードロー(24)が押し込んだパックが「ビデオ・リビュー」の結果、ゴールと認められて勝ち越し。その後、2ゴールを追加してペンギンズを振り切った。

 グードローは9試合出場したレギュラーシーズンとプレーオフの西地区決勝まではノーゴールだったが、スタンレー杯決勝シリーズではこれが3ゴール目。デビューから最初の3ゴール(第1戦、第3戦、第4戦)をこの大舞台で記録したのは1944年のジョニー・ハームス(ブラックホークス)以来、73年ぶり、史上2人目となった。

 ペンギンズは地元ピッツバーグで連勝したものの敵地では連敗。第1Pに大黒柱のシドニー・クロズビー(29)がシリーズ初ゴールをマークしたが、プレデターズのGKペッカ・リネ(34)の好守にあって追加点を奪えなかった。

 プレデターズは今プレーオフのホームゲームは通算9勝1敗。レギュラーシーズンでは41勝41敗(延長敗戦12)と勝率5割だったが、プレーオフでは1回戦から通算で14勝6敗という好成績を収めている。

 なお第5戦は8日にピッツバーグで行われる。

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