室屋、空のF1“ラッキー”連覇!初のシーズン総合首位に

[ 2017年6月5日 05:30 ]

レッドブル・エアレース第3戦千葉大会最終日 ( 2017年6月4日    千葉市海浜幕張公園 )

大会2連覇を達成し、優勝トロフィーを手にする室屋義秀選手
Photo By 共同

 日本人で唯一参戦する室屋義秀(44=チーム・ファルケン)が、母国大会で2連覇を達成した。今季第2戦サンディエゴ大会(米国)に続く2連勝で、通算3勝目。ラウンド・オブ8では進入角度違反で2秒のペナルティーを科されながらも勝ち抜く強運を見せ、1番手だったファイナル4でトップタイムを叩き出した。室屋はシーズン総合成績でも初の首位に立った。

 幕張の海岸に詰めかけた5万5000人のファンが異口同音に叫んだ。「カミカゼだ!」。熱い声援の後押しを受けて大会2連覇を果たした室屋は「今日の勝利はラッキー(が大きい)。自分だけの力で勝ったのではない」と支えてくれる全ての人に感謝した。

 1対1でタイムを競うラウンド・オブ(RO)14は、わずか1000分の7秒差で勝利。続くRO8は7番ゲートで進入角度違反となり、2秒のペナルティーを科された。しかし相手のホール(オーストラリア)もゲート通過時の角度違反で2秒のペナルティー。1番手だったファイナル4は「少し抑えてノーペナルティーでいこう」と堅実に飛ぶと、残り3人中2人がペナルティーを科されて優勝。「苦しかった。それでも勝てたのは底力を蓄えたということ」と少しだけ誇ってみせた。

 シーズン王者も視野に入るが「ファイナル4に残ることで自然とポイントがたまる。コンスタントにレースをすることが大事」。あくまで冷静沈着に、世界最高パイロットの座を目指す。

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