地元シャルディー 錦織に脱帽も「タイムアウトは助かった」

[ 2017年6月2日 00:38 ]

テニス全仏オープン第5日 男子シングルス2回戦   シャルディー0―3錦織 ( 2017年6月1日    パリ・ローランギャロス )

 地元の声援を背に受けて最後まで奮闘したシャルディーだがタイブレークで力尽きた。12ゲームを連取された錦織に対しては「どうやってプレーしていいか分からなかった。攻略の糸口がなかった」と脱帽。「クレーでも凄く早いタイミングでボールをとらえてくるから予測不可能。少しのミスも許されないし、こちらには凄くプレッシャーがかかる」と相手の強さを語った。11年連続全仏出場のベテランは「優勝候補を3人選ぶなら、ジョコビッチ、ナダル、あと錦織にするよ」と錦織の名前を挙げるほどだった。

 一方で第3セットのタイムアウトはシャルディーからすれば恵みの中断だった。「トレーナーを呼んでくれて助かった。あの3分間で落ち着きを取り戻して、ゼロからやり直すことができた。彼はリズムを失ったようだったし、簡単にはあきらめたくなかった」と終盤に見せた粘りの理由を語った。

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2017年6月1日のニュース