13歳張本 日本最年少“世界単1勝”「自慢できる」

[ 2017年6月1日 05:30 ]

卓球 世界選手権個人戦 ( 2017年5月31日    ドイツ・デュッセルドルフ )

男子シングルス1回戦で、ポイントを奪いガッツポーズする張本智和
Photo By 共同

 まぎれもない金の卵だ。13歳の張本は、男子シングルス1回戦で世界ランキング106位のヌイティンク(ベルギー)をサーブでほんろうし、ストレート勝ち。13歳338日での本戦勝利は、丹羽孝希の14歳200日(09年横浜大会)を抜いて日本勢の世界選手権同種目の最年少勝利記録を更新した。「日本に帰っても自慢ができる。どの大会で挙げた1勝よりも重い勝利です」と20年東京五輪の星は声を弾ませた。

 2回戦は、公式戦で初対戦となる「憧れ」の水谷に挑む。「一人の選手として全力で勝ちにいきたい」と気合十分。「天才だわ、アイツは」と張本の実力を表した日本男子の倉嶋監督は「卓球ファンになっちゃいますね。僕も第三者として見たいような対決」と水谷との対戦を楽しみにしていた。

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2017年6月1日のニュース