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川内“金栗魂”でストックホルムマラソンへ「体力 気力 努力」に感銘

ストックホルムに向けて出発する川内優輝
Photo By スポニチ

 陸上の世界選手権(8月、ロンドン)男子マラソン代表、川内優輝(30=埼玉県庁)が31日、遠征先のスウェーデンに向けて成田空港から出発した。6月3日のストックホルムマラソンに出場予定。「今回は優勝を狙ってしっかり頑張ってきたい」と意気込んだ。

 ストックホルムといえば「日本マラソンの父」と呼ばれる故金栗四三氏(享年92)ゆかりの地。金栗氏は1912年ストックホルム五輪に男子マラソンで出場。同五輪では、レース中に熱中症で意識を失って倒れた。農家で介抱され、「競技中に失踪」として扱われた伝説がある。

 その地で開催されるマラソンに挑むにあたり、川内は「コースは違いますが(ゴールは)オリンピックスタジアム。そうした意味でそこで力をもらって、世界で戦うための何かはあると思う」と特別な感情を抱く。13年3月には熊本県玉名郡で金栗氏のお墓参りをした経験もあり、墓石に刻まれた「体力 気力 努力」という言葉に感銘を受けた。「やっぱり体力と気力がないと努力することはできないと感じる部分があります。そういった意味でもケガをしない私に通ずる部分がある」。約1週間前の埼玉県内での練習では気温33度を超える猛暑の中、自己最高の101キロを休憩を入れながら約8時間40分かけて走り切った。「走っている時はしんどかったですけど(世界選手権)本番は気温も涼しいし、距離も短いので、そう考えると凄くいい練習だった」と充実の表情で振り返った。

 ちなみに、ストックホルム五輪で「競技中に失踪」とされていた金栗氏は67年、スウェーデン・オリンピック委員会から記念式典に招待され、時空を超えてゴールへ。54年8カ月6日5時間32分20秒3は、最も遅い永久不滅のレコードとなっている。「そうしたところに行けるということは凄く何か思うところはありますね」。日本のマラソン界に偉大な足跡を残した先人に思いをはせ、川内は飛行機に乗り込んだ。

[ 2017年5月31日 11:53 ]

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