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高安 本名で大関は4人目 輪島、北尾、出島も

 新大関の高安関は、昇進後もしこ名を本名のままで通すことを決めた。大阪府八尾市にルーツをもつ先祖が武家の流れをくんでおり、父の栄二さんの希望も大きかった。

 長い大相撲の歴史で本名のまま大関となったのは高安関が4人目。元横綱の輪島が第1号で、横綱昇進後に双羽黒と改名した北尾や出島がいる。昔から多くの力士は幕内や十両昇進時に新たなしこ名を名乗り、横綱稀勢の里関は十両時代までは本名の萩原。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は関脇まで本名の保志だった。

 協会広報部によると、1988年の師匠会で関取になれば本名ではないしこ名を授ける申し合わせがあった。だが最近は学生相撲出身者を中心に「本名関取」が増加。夏場所の幕内では高安関以外に人気の遠藤関、業師の宇良関ら5人いる。

 現時点で高安関は、仮に横綱昇進を果たしても改名する意向はない。10代の新弟子にも本名と異なるしこ名を付ける境川親方(元小結両国)は「弟子に力士としての自覚を促すことが目的。ただ高安の場合は周囲に定着してきたので、本人が判断すればいいのでは」と理解を示している。

[ 2017年5月31日 18:23 ]

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