錦織 初戦突破に「反省点がいっぱい」「最後はリズムつかめた」

[ 2017年5月31日 01:57 ]

テニス・全仏オープン 男子シングルス1回戦   錦織3―1コッキナキス ( 2017年5月30日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン男子シングルス1回戦を突破した錦織(AP)
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 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは30日、男子シングルス1回戦で世界ランキング9位で第8シードの錦織圭(27=日清食品)がタナシ・コッキナキス(21=オーストラリア)を4―6、6―1、6―4、6―4で下して3年連続の初戦突破を決めた。

 【錦織と一問一答】

 ――試合を振り返って。

 ほぼ最後までやりたいテニスができずに苦労した。相手が良い時間帯は、サーブもフォアもなかなか強烈だった。

 ――2回戦への改善点は?

 まだまだ反省点がいっぱいある。特にフリーポイント(サーブだけでほぼ決するようなポイント)をあげすぎた。トップ選手に値しないぐらいフリーポイントのミスが多い。それをなくさないといけないと痛感した。

 ――明るい材料は?

 最後はリズムをつかめて心地よかった。いかんせん最初からリズムを作れなかったモヤモヤがあった。

 ――相手は故障で長いブランク明けの若手。錦織選手も手術で長期離脱したことがある。

 才能ある選手はちょっとかわいそうと思ってしまう。西岡選手もそうだし、デルポトロも上にいく可能性のある選手。コッキナキスも仲良くはないけど、少しかわいそうという気持ちは芽生える。

 ――4回戦で当たる可能性のあったA・ズベレフが負けたが。

 目の前のことで精いっぱいです。

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