桐生 10秒15で決勝へ 雨でも「リラックスして走れた」

[ 2017年5月26日 11:25 ]

男子100メートル準決勝で力走する桐生祥秀(左端)
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 陸上の関東学生対校選手権第2日は26日、横浜市の日産スタジアムで行われ、リオ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(21=東洋大)は男子100メートル準決勝1組で小雨が降りしきる悪条件の下、全体トップの10秒15(追い風1・8メートル)を記録し、同日午後の決勝に進出した。

 レース後は「思ったよりもいい感じで走れた」と手応え。「無理せず10秒10台なのでいい感じ。スタートも悪くなかった。リラックスして走れた」と自信をのぞかせた。決勝へ向けては「晴れて向かい風にならなければ」と話し、天候の変化を案じていた。

 フライング失格となった13日のダイヤモンドリーグ上海大会以来の実戦となった25日の予選では、全体トップの10秒42(向かい風0・6メートル)をマーク。400メートルリレーでは他選手のバトンミスで遅れるハプニングも、アンカーで7位から3人抜きする快走で決勝進出に貢献していた。

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