矢後 高校の先輩に勝って勝ち越し決める「目標だったのでよかった」

[ 2017年5月23日 15:11 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2017年5月23日 )

 昨年の学生横綱で幕下15枚目格付け出しデビューの矢後(22=尾車部屋)が、常幸龍を押し出して勝ち越しを決めた。

 「うれしいです。負けた相撲を反省していきました。勝ち越しが目標だったのでよかった。あとは全部勝つつもりで頑張ります」

 相手は埼玉栄高校の先輩で、幕内経験も豊富な実力者。「埼玉栄に入る前から知っていました。強いな、と。そんな先輩に勝ててうれしいです」と自信を深めていた。

 中大時代のライバルで、同じく今場所で幕下15枚目格付け出しデビューの日大出身、水戸龍が2勝3敗と苦しんでいる姿を見て「水戸龍があんなに勝てないなんて。プロは甘くない」と、気を引き締めていた。

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2017年5月23日のニュース