優作、日没PO制し2年連続全米OP切符「もう疲れました…」

[ 2017年5月23日 05:30 ]

男子ゴルフ 全米オープン予選会 ( 2017年5月22日    兵庫県小野市 小野ゴルフ倶楽部=6895ヤード、パー72 )

プレーオフ8ホール目で2年連続の出場権をつかんだ宮里優
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 36ホールストロークプレーで争われ、宮里優作(36=フリー)が2005年から始まった国内予選会では最長の8ホールのプレーオフで最後の1枠をつかみ、2年連続2度目の出場を決めた。ほか小平智(27=Admiral)、今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)、チャン・キム(27=米国)が出場権を獲得。大会は6月15日からエリンヒルズGC(米ウィスコンシン州)で行われる。

 宮里優が死闘を制して出場権を手にした。プレーオフ8ホール目。任成宰(イム・ソンジュ)が先にパーで、4メートル強のバーディーパットを沈めて決着をつけた。時間は日没の午後7時2分を回って7時7分。辺りは暗く、外せば翌朝に持ち越しになっていた。

 プレーオフは7アンダーで並んだ6人で3枠を争った。1ホール目の第1打を池ポチャ。「負けたと思った」。何とかボギーとし、任、小林、ブランドと最後の1席を巡り火花を散らした。5ホール目から任と一騎打ちだった。1日でトータル44ホールを回り、「もう疲れました。二度と回りたくない」と苦笑するほどだった。

 昨年初めて挑戦した全米オープンでは、日本勢最高の23位。「凄くいい経験になった。いろんなものを持って帰れた」と振り返り、「去年より上にいきたい。まずは4日間戦いたい」と意気込んだ。

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2017年5月23日のニュース