自粛中の中垣内監督不在でバレー男子日本代表始動会見

[ 2017年5月23日 10:36 ]

男子バレーボールの中垣内祐一監督
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 バレーボール男子日本代表の始動会見が15日、都内で行われ、交通事故を起こして活動を自粛している中垣内祐一新監督(49)は姿を見せなかった。

 日本協会の木村憲治会長は会見の冒頭で「ご存じの通りの事情で、フィリップ・ブラン監督代行のもとでスタートします。被害者、関係各位に深くお詫び申し上げたい」と謝罪。コーチから監督代行を務めることになったフランス人のフィリップ・ブラン氏(56)は「私のやることは変わらない。五輪へ向けて心を一つに戦いたい」と語った。

 新監督不在で20年東京五輪へ向けてスタートする異常事態となったが、エースの石川裕希(21=中大)は「やるのは選手なんで、合宿初日からいなかったことは何とも思っていない。ブラン監督代行の指示を取り入れていきたい」と動揺がないことを強調した。

 中垣内監督は昨年11月に広島県内の中国自動車道で乗用車を運転中に男性をはねて重傷を負わせた。今年1月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで書類送検されたが、現段階で検察の判断は下されていない。日本協会は中垣内監督の当面の対外的な活動自粛を決めている。

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2017年5月23日のニュース