嘉風3敗目も…支度部屋で稀勢の里戦“饒舌解説”

[ 2017年5月20日 19:29 ]

大相撲夏場所7日目 ( 2017年5月20日    両国国技館 )

<夏場所7日目>嘉風(右)を押し出しで下す日馬富士
Photo By スポニチ

  今場所2横綱1大関を破っている小結・嘉風は横綱・日馬富士に挑んだが、最後は押し出されて3敗目を喫した。過去16戦で8勝8敗と好勝負を繰り広げてきたが、「こういう日もあります」と受け止めた。

 支度部屋では自身が初日に破った稀勢の里が御嶽海と戦っており、報道陣に囲まれる中で“解説”。右のおっつけから前みつを取りにいく御嶽海を見て「俺が教えてやったのに〜!。(横綱の左)指先(を脇に)入れさせちゃ駄目なんですよ。(横綱は)左差したら抜群の安定感。初日じゃなかったら自分は負けていた。土俵の上で相撲勘を取り戻している。凄いな」と話した。

 そして、「前みつ取ったら駄目。徹底的に左を殺さないと。左と右でケンカしていたら絶対勝てない。そこらのお相撲さんが稀勢の里の右前みつ取っちゃ駄目。稀勢の里の左の下手はやばいっすよ」と自身の取組を忘れるぐらい冗舌だった。

続きを表示

2017年5月20日のニュース