朝乃山 亡き恩師ゆかりの化粧まわしに変更 白星で3勝3敗の五分に

[ 2017年5月19日 15:55 ]

大相撲夏場所5日目 ( 2017年5月19日    両国国技館 )

 十両の朝乃山が剣翔を下手投げで破り、3勝3敗の五分に戻した。右四つで上手の探りあい。先に仕掛けたのは剣翔。下手投げをうって前に出てきた。朝乃山は土俵際で懸命にこらえ、体を入れ替えながら下手投げを決めた。

 「上手がとれれば一番よかったですけど、(相手も)うまかったです」と、力の入った相撲を振り返った。

 この日から土俵入りの化粧まわしを、富山商業相撲部時代の監督で、今年1月に死去した浦山英樹さんの関係者から贈られたものにかえた。「浦山先生と一緒に土俵に上がった。あしたも、つけたい」と天国の恩師へ思いをはせていた。

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2017年5月19日のニュース