栃木が先勝「プラン通りのいい守備ができた」 BリーグPOのチャンピオンシップ開幕

[ 2017年5月13日 21:35 ]

第3クオーター、ダンクシュートを決める栃木・ロシター
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 バスケットボール男子のBリーグの初代王座を懸けたプレーオフのチャンピオンシップが13日に開幕した。準々決勝第1戦が各地で行われ、東地区1位の栃木はホームで、同3位の千葉を80―73で下し、先勝した。

 栃木は序盤から激しい守備で、千葉に揺さぶりをかけた。3点シュートを得意とする石井や小野にボールを持たせず、司令塔の富樫にはダブルチームを仕掛けて、攻撃の起点をつぶした。第2Qは千葉を12点に抑えて、前半を40―32で折り返す。終盤2点差まで詰められたが、最後はリードを守り切った。

 ウィスマン監督は「千葉は3点シュートの能力が高い。プラン通りのいい守備ができた」と3点シュート4本成功のみに抑えた守備を勝因に挙げた。4本の3点シュートを決めるなどチーム最多の19得点をマークした古川は「大事な試合に1つ勝てたことは大きい」と喜んだ。

 準々決勝の第2戦は14日に行われる。2勝したチームが準決勝に進出。1勝1敗となった場合は、2戦目終了後に行われる第3戦(5分前後半)で決着をつける。初戦は4得点、5アシストだった司令塔の田臥は「明日勝たないと意味がない。1本でも多くのタフショットを打たせたい」と気を引き締めていた。

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2017年5月13日のニュース