ジャンボ尾崎、エージシュートに1打及ばず「ゴルフは不思議だ」

[ 2017年5月12日 14:19 ]

男子ゴルフツアー 日本プロ選手権日清カップ第2日 ( 2017年5月12日    沖縄県名護市 かねひで喜瀬カントリークラブ=7217ヤード、パー72 )

尾崎将司
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 男子ゴルフの今季メジャー初戦、日本プロ選手権日清カップは12日、沖縄県名護市のかねひで喜瀬CCで第2ラウンドが行われ、70歳の尾崎将司が71でホールアウトし、年齢以下のスコアで回るエージシュートまであと一歩に迫った。

 尾崎は8番までパーを並べて、9番パー5で第3打を50センチに付けてバーディー。13番でボギーをたたいたものの16番でバーディー。17番パー3でティーショットを50センチに付けて連続バーディー。

 2つスコアを伸ばして迎えた最終18番パー5をパー以下で終えればエージシュートとなる。ツアーでは尾崎自身(当時66歳)が13年つるやオープン第1日で62を出したのが唯一のケース。メジャーでは初の快挙になるはずだった。

 第3打をピン手前6メートルに付けて期待が高まったが、バーディーパットが短くなり、1・2メートルのパーパットはカップに蹴られ、大記録を逃した。

 ホールアウト後、尾崎は「70でエージシュートと言ってもピンと来ないな。18番はティーショットもセカンド(第2打)もいい球だったのにボギーになった。ゴルフは不思議だな。パーパットは左にいった」と悔しさをにじませた。

 それでも15年日本プロ選手権第2日で69を出して以来のアンダーパーに手応えは残る。「まあまあ雰囲気が出てきた。あと10ヤード飛距離が伸びたら、前向きな気持ちが出てくる」と今後に目を向けた。

 次戦は25日開幕のミズノ・オープン(岡山・JFE瀬戸海GC)に参戦を予定している。

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2017年5月12日のニュース