錦織 マドリードOPで約1カ月半ぶりに復帰「なるべく上に」

[ 2017年5月8日 20:18 ]

テニスのマドリード・オープンを前に、記者会見で抱負を語る錦織圭
Photo By 共同

 男子テニスで右手首の故障のため実戦を離れていた世界ランキング8位の錦織圭(日清食品)が8日、約1カ月半ぶりに復帰するマドリード・オープンを前にマドリードで記者会見し「まだ100パーセントではないけど、復帰できてうれしい。体と相談しながら、なるべく上にいけるように頑張りたい」と抱負を述べた。

 3月下旬のマイアミ・オープンで痛めて練習拠点の米フロリダ州で回復に努めたが、4月のバルセロナ・オープンを欠場。本格的な練習再開は「本当に最近。練習はほぼしていなかった」と明かした。同じクレーコートで行われる全仏オープン(パリ)の開幕を28日に控え「リスクはあまり犯したくない。まだ自信があるわけではないので、そんなには期待していない」と本音も漏らした。

 この大会は四大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会で過去3年は準優勝1回、4強入りが2回と相性が良い。第6シードとして2回戦から登場し、アルベルト・ラモス(スペイン)とディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)の勝者と当たる。

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2017年5月8日のニュース