白鵬、出稽古で順調 16番で全勝

[ 2017年5月8日 15:34 ]

 横綱白鵬が8日、出稽古を開始し、6場所ぶり38度目の優勝に向け順調な調整ぶりを示した。東京都墨田区の時津風部屋で平幕の正代や豊山らと16番で全勝だった。

 3月の春場所は右太ももや、古傷の右足親指を痛めて途中休場した。8日の稽古では、しっかり踏み込んでの押し出しや、相手の攻めを残しての力強い上手投げも披露。「(当たりに)重さがあったし、残る稽古もできた」と満足げだった。

 見守った師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「はたかれても、(足が)付いていっていた。下半身を鍛えて、腰がぶれていない。(先場所とは)全然違う」と状態の良さに太鼓判を押した。

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2017年5月8日のニュース