キム・ハヌル 快挙達成「コースマネジメントもしっかりできるようになった」

[ 2017年5月7日 17:56 ]

<ワールドレディスサロンパスカップ最終日>優勝トロフィー(右)とサロンパス杯を手に笑顔のキム・ハヌル
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 単独首位で出たキム・ハヌル(28=韓国)が5バーディー、2ボギーの69で回り通算9アンダーで逃げ切り、今季2勝目、ツアー通算5勝目を挙げた。昨季最終戦LPGAツアー選手権リコー杯に続いてメジャー2連勝で史上8人目の快挙達成となる。

 最終18番はグリーンを外してボギーとしたが、短いウイニングパットを沈めると、笑みを浮かべて両手を挙げて、体いっぱいで喜びを表現した。

 ほかの選手が厳しいピンポジション、スピードを増したグリーンに苦しむ中、3番から3連続バーディーを奪って混戦を抜け出した。合計26パットと好調なパットでチャンスを確実に生かした。

 17番パー5で残り228ヤードから3Wで2オン。イーグルパットをカップそばに寄せてタップインでバーディー。「優勝が目の前に来ていると思った」と勝利を確信した。

 自身初の2週連続優勝で賞金ランキング1位に浮上した。「本当にうれしい。2週連続優勝はうれしいですね」。韓国ツアーでは11、12年に賞金女王になっているが「11、12年は若くてゴルフを難しくしながらプレーしていた。今は成熟したというか、コースマネジメントもしっかりできるようになった」という。「良い感じで来ているので最後まで頑張りたい」と日本ツアーで初の賞金女王に意欲をにじませた。

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2017年5月7日のニュース