ウォリアーズ3戦全勝 初めてリード許すも敵地でジャズに競り勝つ

[ 2017年5月7日 13:47 ]

ジャズのフェイバーズにファウルを受けながらシュートを放つウォリアーズのカリー
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 NBAプレーオフの西地区準決勝シリーズは6日にソルトレイクシティー(ユタ州)で1試合を行い、1位ウォリアーズが102―91(前半49―50)で5位ジャズを退けて3戦全勝。1回戦のトレイルブレイザーズ戦から通算で7戦全勝となり、3年連続の地区決勝進出に王手をかけた。

 第3戦ではステファン・カリー(29歳)とクレイ・トンプソン(27歳)の“スプラッシュ・ブラザーズ”が不振。カリーは23得点を挙げたものの、フィールドゴール(FG)の成功は20本中6本、3点シュートの成功は11本中3本に終わった。トンプソンにいたっては39分出場しながらプレシーズンとレギュラーシーズンを含めて今季自己最少の6得点。FG成功は9本中1本で得意の3点シュートは4本全部失敗していた。

 しかしケビン・デュラント(28歳)が奮起。26本中15本のFGを成功させて両軍最多の38得点を稼いだだけでなく、13リバウンドも記録してチームを引っ張った。

 ジャズは今季16・9得点を挙げていたガードのジョージ・ヒル(31歳)が左足つま先を痛めて2試合連続で欠場。ゴードン・ヘイワード(27歳)が29得点、センターのルディー・ゴベール(24歳)が21得点と15リバウンドをマークし、第2Qの残り1分にこのシリーズ3戦目にして初めてリードを奪った。しかし84―86で迎えた第4Q残り3分39秒からデュラントとカリーに3点シュートを連続して決められて8点差。土壇場で決め手を欠いて敗れ去った。

 なおカリーはプレーオフでは65試合連続で3点シュートを成功。通算成功本数は270となり、チャンシー・ビラップス(元ピストンズほか)を抜いて歴代単独の8位に浮上した。

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