車いすバスケ日本選手権 宮城MAX9連覇!21得点の藤本MVP

[ 2017年5月6日 05:30 ]

ゴールを狙う宮城MAXの藤本
Photo By 共同

 車いすバスケットボールの日本選手権最終日は5日、東京体育館で行われ、決勝で宮城MAX(宮城)がNO EXCUSE(東京)を55―52で破り、9大会連続9度目の優勝を飾った。宮城MAXは第3ピリオドまでリードを許す苦しい展開となったが、大会MVPに選出されたエース藤本怜央(33)の活躍などで逆転勝ちした。

 相手ディフェンスに苦しんだエース藤本だが、最終ピリオドは勝負どころで4本連続してフリースローを決めるなど、勝負強さを発揮。「ここまで苦しめられるとは思わなかった」と苦笑いながら、両軍最多の21得点を挙げMVPを受賞した。

 女子選手の出場が解禁された今大会、夫の藤井新悟とともにコートに立ち、13得点を挙げた女子代表のエース藤井郁美は「日本最高の大会で夫婦で出場し優勝できたのは最高にうれしい」と感無量の表情だった。

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2017年5月6日のニュース