重量挙げの三宅が11月復帰 昨夏のリオ五輪以来の実戦

[ 2017年5月4日 21:19 ]

 重量挙げ女子48キロ級で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪メダリストの三宅宏実(31)=いちご=が11月に福井県小浜市で行われる全日本女子選抜選手権で実戦復帰する計画であることが4日、分かった。銅メダルに輝いた昨年8月のリオ五輪後、34歳で迎える20年東京五輪挑戦を視野に現役続行を明言したが、当初は今季を技術の見直し期間に充て、来年の全日本選手権で復帰する意向だった。

 三宅は腰痛を抱えて臨んだリオ五輪以来の大会となる。指導する父の三宅義行氏が「1年以上(間隔が)空くので。試合勘を外さないように出る予定」と説明した。

 五輪には4大会連続で出場しており、12年ロンドン五輪で重量挙げの日本女子初の表彰台となる銀メダルを獲得。世界選手権では06年と15年に銅メダルを手にしている。

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